ジャパニーズホラーの2大女王が遂に全面対決?
以前よりキャンペーンなどで頻繁にテレビやイベントで話題になっていた「貞子VS伽椰子」を観に行ってきました!
映画を観た人の感想で、「意味がよくわからなかった。」なんて意見もあるので、
映画館に行く前に、あらすじを細かくチェックしておくといいですね!
ネタバレしてるので、嫌な方はご遠慮くださいm(_ _)m
予告動画はこちら!
ご存知の方も多いとは思うのですが、あえてここで説明すると、
貞子とは・・・「リング」シリーズで呪いのビデオ(動画)を観ることにより、画面の中から這い出してきて観た者を死に至らしめるという存在。
そして伽椰子は「呪怨」シリーズで、呪われた家にとり憑いて、踏み込んだ者を呪い殺してしまうという存在です。
そんな貞子と伽椰子がなぜ対決することになったのでしょうか?
それはまずこの作品「倉橋有里」と「高木鈴花」の2人の主人公にかけられた呪いからみていかないといけません。
あらすじはコチラ!ネタバレ注意!
“倉橋有里の場合”
有里は大学生。大学で教授が都市伝説についての講義をしていたのですがあまり興味が沸かず居眠りをしていました。
授業が終わり、親友の夏美に両親の結婚記念日に昔の結婚式の映像を贈りたいから、
ビデオからDVDへダビングして欲しいと頼まれます。
今や、DVDやBlu-rayの時代で二人とも当然のようにビデオデッキなど持っていなかった為、
大学の帰りにリサイクルショップへ立ち寄り、古いビデオデッキを発見します。
早速有里の家に帰ってテレビと接続し電源を入れてみると、中から古ぼけたビデオテープが出てきます。
有里が好奇心からそのビデオテープを再生するとTVに異様な光景が映し出されるのですが、
その時有里はたまたまスマホを見ていて、画面を見ていなかったのです。
ですが夏美はそれを観てしまい、その後スマホに非通知設定で電話がかかってきます。そして、部屋の中で貞子を見てしまいます。
不安に思った2人は翌日ビデオデッキを買ったリサイクルショップに行くのですが、
そこでビデオデッキを買い取って、2日前に動作チェックをしたというアルバイト従業員が変死をしたということを聞き、
大学へ戻って教授に助けを求めると、徳の高い霊媒師を紹介され、おはらいを受けることになるのですが、
貞子の呪いが強すぎて霊媒師も教授も亡くなってしまいます。
死ぬ直前、霊媒師は霊能力者の中でも異端児と呼ばれる経蔵を呼んであるので相談するようにと言い残しました。
友人の夏美が呪いにかかったのは自分が興味本位で呪いのビデオを再生してしまったせいだといい、
自分も呪いのビデオを観てしまいます。
”高木鈴花の場合”
父親の転勤の都合で引越しをすることになった女子高生、鈴花は引っ越した家の向かいにある空き家が気になっていました。
転入した先の同級生の話によると、かつてその家で無理心中があったことがきっかけでその家に出入りした人が次々に亡くなり、
呪いの家になってしまったという話を聞きます。
ある日の帰り、その家の前で3人の小学生が1人をいじめていることに気づきますが、その場は立ち去ってしまいます。
翌日、学校で同級生が「昨日、小学生が4人行方不明になった」という噂話をしていて鈴花はぞっとします。
そして、家に帰って両親に昨日見たことを伝えるのですが、当然相手にしてもらえません。
それでも気になった鈴花は夜中に起きてその家に踏み込んでしまいます。
2階へ上がり、押入れの中に隠れていた小学生の一人を発見して声をかけますが、
その男の子は既にこの世の存在ではなく伽椰子の息子、俊雄だったのです。
そして俊雄に追いかけられた鈴花は恐怖のあまり、悲鳴を上げながら階段を転げるように下りていきます。
夜中に鈴花が玄関を出て行く音で目覚めた両親は家の前でその悲鳴を聞きつけ、
呪われた家に足を踏み込んで娘を助けようとするのですが、そんな父に俊雄は襲い掛かり、殺してしまいます。
そして鈴花がようやく玄関にいる母親の元に到達した時、2階から異様な音がし、伽椰子が登場します。
そこで、鈴花の母親は両足を切断され、歩けなくなってしまったのですが、
自分の命に代えても娘を守りたいと願った母は娘だけをその家から脱出させます。
その場に以前から呪いの家に目をつけていた経蔵が現れ、鈴花を救い出します。
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“バケモノにはバケモノを”
鈴花を助け出した経蔵と経蔵に助け出された有里は鈴花の家に居ました。
そこで経蔵は2人に呪いを解く方法を伝えます。と言ってもどう見てもざっくりとした思い付きにしか感じられないのですが・・・
「バケモノにはバケモノをぶつけるんだよ」
要は有里には貞子の呪いが、鈴花には伽椰子の呪いがかかっているのですが、
これを逆手にとって2人を呪いの家に行かせて、そこで鈴花に呪いのビデオを観せることで、
家に踏み込んだ有里に新たに伽椰子の呪いが、呪いのビデオを観た鈴花に貞子の呪いがかかるようにし、
呪いの取り合いをさせようという発想でした。
案の定、2人の元にテレビの中から貞子が、そして2階からは伽椰子が出てきて2人に近寄ってくるのですが、
貞子と伽椰子が対峙し、戦いが始まります。
どこまでも伸びる貞子の長い髪が、伽椰子の口や目を塞ぎ伽椰子は爆発してしまいます。
しかしそこは幽霊、すぐに復活して再び2人の前に現れるのですが、貞子も伽椰子も呪いの力が強すぎて決着がつかない上に、
これ以上その場に居ると危険だと判断した経蔵は2人とともにその家の裏にある井戸で決着をつけさせようとします。
そして、その決着には1人の犠牲が必要ということで有里を井戸に落とし、それを追いかけた貞子と伽椰子が井戸に入る。
そこに蓋をして封印するという「最後の手段」に出ます。
そして、有里の元に寄ってきた貞子と伽椰子は井戸に飛び込んだ有里を呪い殺そうと追いかけるのですが、
そこで貞子と伽椰子は激突して井戸の中に閉じ込められてしまう。
そこまでは経蔵の読み通りだったのですが、貞子と伽椰子のパワーはそれを上回っていました。
封印はすぐに破られ、大きな爆発が起きたかと思ったら経蔵は弾き飛ばされ、井戸の中から貞子が出てきました。
・・・しかし、歩き方がおかしい・・・いつもは2本足で肩を揺らしながら歩いていた貞子が、四つんばいになって這って出てきました。
どうやら封印よりも力が強すぎた2人の怨霊は井戸に放り込まれたことにより混ざってしまい、強化されてしまいました。
・・・というところで映画は終了、エンドロールへと向かいます。
いわゆる「ハッピーエンド」を想像していたのであれば「へ?」という内容のものですが、
観終わった後、よくよく考えてみるとこの映画の主役は人間である有里でも鈴花でもなく、
あくまでも貞子と伽椰子であるということに気づきました。
もう一度みたいと言わせる。そんな映画。
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最後までご覧頂きまして、ありがとうございました。
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